「持ち家と賃貸」どちらが良いのか?に答えはないと思いますが、マンションを購入してしまった自分には現状選択肢がないわけで、
とはいえ、持ち家であることで
- ここはわが家という、安心感
- ここに住処を構えるという、決心のようなもの
なんて気持ちを持った一方で
- 足かせみたいなもの
- もっといい所があるんではないか、という妄想
- ノマド的な生き方ができない
- 職場が遠い…
とも感じています。
今回、わが家を査定に出してみて、実際どのような流れだったのか、大まかな価格の確認の方法についてお伝えさせて頂きます。
イエウールで査定を途中まで入力してお悩みの方、マンション売却を検討の方の参考になれば幸いです。
- 思ったより査定は簡単にでるもの
- 自分で調べる、数社に依頼するなど適正価格を把握する
- 売ると決めたら
- 売れるまで住む場合
- 買主の内見時に立ち会う必要がある
- 売れるまで住んでればよい
- 売れたら、明け渡しまでに引越しが必要
- 先に引越す場合
- 空室を内見するので、比較的売りやすい
- 売れるまで売却物件のローンが発生し続ける
- 売れるまで住む場合
イエウールとは?
イエウールは、不動産の一括査定サイトです。
ホームページの「査定スタート」から必要事項を入力していくと、複数の不動産会社からメールや電話にて査定額の連絡が入ります。
査定で悩みなのが、営業電話、、、
住所や電話番号を入れてしまって、消したり閉じたりした場合、営業電話は来たのか?
私は営業電話が心配で何度か、査定スタートから途中まで入力して消しています。
その時は連絡はありませんでした。
途中まで入力した状態からでは営業電話はかかってきませんので、安心してください。
ただ実際に、登録した後でも、私の場合はほとんど営業電話はありませんでした。
メールに関しては、定期メールが届きますが、基本的にフォルダ分けして普段利用しないフォルダに入れているので、気にならないです。
なので、査定サイトに依頼しても問題ないですが、それでも心配という方に自分で査定額を調べる方法を記載します。
査定額を調べる方法
最終的には業者に依頼するのですが、あらかじめ自分で近隣物件の価格を調べることができます。
近隣物件の取引情報を知っておくことで、不動産会社が提案する価格が高いか、安いかの判断にもなります。
下記のサイトを利用して、大まかな近隣物件の取引価格が調べられます。
どちらのサイトも占有面積、築年数、駅からの距離など条件設定すると、売買取引物件の一覧情報が確認できます。
参考までに、土地総合情報システムを利用して、下記条件で情報検索すると
- 時期:過去2年
- 種類:中古マンション
- 地域:立川駅
<この条件で検索>をクリックすると、下記の売買取引の一覧が表示されます。
一覧の中から、駅からの距離、面積、築年数などを、売りたい物件の情報と比較して近いものを探せば、おおよその物件価格がわかります。
例えば、売りたい物件が<立川駅から徒歩7分、面積25㎡、築平成27年>だとすると、
1番上、立川市曙町で駅からの距離6分、面積20㎡、築平成29年だと2300万円で取引されているので、
うちは2300万円前後か、広いから少し高く売却できるかな、と目安にします。
これらを元に、不動産会社が査定した金額が高過ぎたり、安過ぎたりしたら、任せて大丈夫かな?と考えるきっかけにするわけです。
実際は不動産会社に依頼した後で上のサイトを知りました…
もう一つの方法が、不動産の一括査定サイト、イエウールで査定を依頼する方法です。
イエウールでの査定は下記の流れで行います。
- サイトに必要事項を記入し送信
- 査定を担当する不動産会社の案内
- 不動産会社から電話・メールで本人確認の連絡
- 担当者と家で打ち合わせ
- 売り出しにかけるなら契約
自動のチャットで、住所や築年数、面積、売却のおおまかな時期などを答えていきます。
この段階で査定が出るわけではありませんが、質問に答えていくだけなので簡単です。
また、査定結果は個人情報に該当するため、不動産会社より電話での本人確認があります。
電話が苦手な方は注意してください。
イエウールのマイページで、”うちに担当させてください”と手を挙げた不動産会社を案内されます。
わが家では2社が査定してくれるようです。
[査定中]のピタットハウスさんからはこの時点で連絡はなく、
[電話・メール連絡]の朝日土地建物株式会社さんからは電話とメールがありました。
不動産会社にもよりますが、朝日土地建物株式会社さんはイエウールで申込してから約2日後に電話連絡があり、
直接内見して、査定額をお話ししたいとのことで、家に来てもらいました。
販売したい物件情報を元に、周辺物件の売り出し価格と照らし合わせた査定価格の提案があります。
- お急ぎプラン 少し安くてもすぐ売りたい
- 標準プラン 基準査定額通りで売りたい
- 気長にプラン 焦らず高値で売りたい
のプランを提案され、基準査定額からお急ぎプランだと5~10%安く、気長プランだと5~10%高くもしくは販売希望価格で売り出します。
急ぎでなければ、基準査定額から少し上げた価格で売り出しにかけ、買主との交渉で値引きするのもありだそうです。
ネットで申し込んだ時点では、単純に築年数、面積を元に周辺物件との比較で査定されたのですが、
わが家は購入前に販売業者がフルリノベーションしていたので、内見時に今回の提案価格よりもう少し価格を上げて売り出してもよさそうです、と話していました。
この他に資料として
- 近隣物件の相場や価格の推移、取引件数
- 近隣物件の取引事例
- 災害情報 浸水想定、土砂災害警戒区域
- 周辺の施設 商業、教育、環境
- 売却の流れ 手数料の説明、必要書類やローンの残債処理など
をいただきました。
あらためて、一般的な売却の流れを整理すると
売却のながれ
売主:不動産会社へ査定依頼
仲介不動産:簡易査定もしくは訪問査定
売主:媒介契約を結ぶ
仲介不動産:契約に必要な書類を用意
- 専属選任売買契約:売却依頼は1社のみ、自分で買主を見つけるのもNG
- 専任媒介契約:売却依頼は1社のみ、自分で買主を見つけてもOK
- 一般媒介契約:売却依頼は何社でもOK、自分で買主を見つけてもOK
売主:居住中なら内見対応
仲介不動産:宣伝・広告活動
買主:見学を希望
売主:買主との売買契約、仲介手数料の支払い
仲介不動産:売買契約の締結
買主:手付金の支払い、ローンの審査
売主:引越し、抵当権の抹消
仲介不動産:事後処理
買主:残金の支払い
この流れで売却が行われます。
不動産売却で必要な費用
売買契約後に必要な費用
売却代金が400万円を超える場合、売却代金の3%+6万円+消費税 が上限報酬として定められています。
住宅ローン借入時の抵当権が残っている場合、抵当権抹消登記の費用
登記費用と司法書士に支払う手数料で、2、3万円程度です。
売買契約書に貼付する印紙代
印紙代は契約書の記載金額によって決まります。
例)1,000万円を超え5,000万円以下の場合、1万円
相続した物件、販売目的の物件など、売却によって利益(譲渡所得)が出た場合の、所得税・住民税
譲渡所得=売却価格ー(所得比+売却でかかった費用)ー特別控除額※
※一定の要件を満たした居住用不動産に関しては、最大で3,000万円の特別控除があります。
まとめ
- 思ったより査定は簡単にでるもの
- 自分で調べる、数社に依頼するなど適正価格を把握する
- 売ると決めたら
- 売れるまで住む場合
- 買主の内見時に立ち会う必要がある
- 売れるまで住んでればよい
- 売れたら、明け渡しまでに引越しが必要
- 先に引越す場合
- 空室を内見するので、比較的売りやすい
- 売れるまで売却物件のローンが発生し続ける
- 売れるまで住む場合
少し高めに価格設定して、売り出してみようか…悩みます。
- 自分で物件価格を調べる方法がある
- 専属専任媒介契約、専任媒介契約、一般媒介契約と契約方法に違いがある
- 買主も、個人で購入する場合、業者が購入する場合(転売目的)とそれぞれによって価格が変わる
- 業者が購入する場合、即金で比較的トラブルが少ないが安く買われる
2024年3月に、売却あらためローンの借換をしましたので、下記の記事も参考になれば幸いです。
【体験談】90万円削減!住宅ローンの借り換えの流れ